字幕と吹き替え

 

こんにちは、無職です。あっ間違えた、ぴけひゅです。

この間レンタル屋さんで半額セールをやっていたので無職のくせに映画を7本借りてしまいました。安さに眩んで精神的余裕の逆算を間違えました。7泊8日なので1日に1本の計算です、厳しい。

 

レンタルしてきた洋画、いつも視聴時に迷うのが“吹き替えと字幕の設定”……どうする人が多いのだろう。両方好きだからいっつも迷う。

基本的に オリジナル音声+日本語字幕 で見て、気になる箇所があったら 日本語音声+日本語字幕 っていう感じなんですけどこれがめっちゃ面白いんですよ。吹き替えと字幕の翻訳って若干違うところがあるから言い回しが違ったりして。でも内容や展開に、変更も違和も無いんですよ。すごくないですか。口頭と文字の2つの表現でその1つのシーンを表してるのめっちゃ面白い。

吹き替えではこう言ってるのに、オリジナル音声の翻訳(字幕)はこう表現してるのめっちゃおもしれーーーーってなれます。やったことなければ一度くらいやってみてもいいかもしれません。おすすめ。

 


 

さてここからは映画の感想置き場というか忘れないうちにメモっとこ!ってやつなので別に読まなくてもええです。ネタバレというか多分内容について触れちゃうかと思うので誰も読んでねーと思いますが一応ご注意。

 

今回借りたもの。

あとこれにプラス「A.I.」ですね。

なんで体力いるようなものばかり借りてんだこいつって感じなんですけど、本命の「マダムフローレンス」「ターミナル」「博士と彼女のセオリー」がちょうど無かったんですよ。だから借りたい候補繰り上げてたらこんな感じになっちゃいました。

 

さてさて感想。別に紹介記事とかじゃないのでひたすら感想。

 

AI

鬱。良かったけど鬱になった。

なんつーの、ファミリー映画的なロボットと人間の絆!みたいな適当なイメージで観てごめんなさいって感じ。とんでもなかった。
母親がすごく女性的だなと思いました。あんたバカじゃないの勝手に何やってるの!?と激昂しつつも提案者の夫よりもデイビットを大事にし始めちゃうところとか。それなのに一緒に居られないっていう思考になった時、7つの言葉を決意して発言したはずなのに、返却したらスクラップにされるからってメーカーには返さず山に置き去り。
これどうなんだろうなぁ。スクラップにされるのが可哀想っていうのは人側の感情だよな。デイビットの幸せを考えたら壊してあげたらいいのにな。っていうのは私の考え。
だって愛を求め続けるんですよ。しかも母親に直接可愛がられ続けるっていう形式的な。
いくらデイビットのためを思った行動だからって、それが母親のデイビットに対する愛だとしても、デイビット的には愛と捉えられないんですよ。だって直接可愛がられなくなるから。愛ってなんだ。
ジャンクショーは残酷だったけど「感情があるように見せている」っていう司会者の発言だけは合ってるよなと思った。結局愛をインプットっていっても形式的なものなんだ。そもそも愛とはなんぞやって話になってしま、以下略。
子供のロボットだから永遠に思考は成長できないままなんだよね。残酷だ。遊園地とか妖精とか童話とか、そういう概念が理解できなくて全て本物だと信じているのとか本当に残酷。造られたものが造られたものに縋るの本当に辛かった。(ブルーフェアリーのところ)
最後はちゃんとユニークな存在になれた(自分以外みんな滅んだから)けど、嬉しくない叶い方だよなと。
あと本当の願いは何一つちゃんと叶っていないっていうのが究極に悲しかった。
面白かったけど鬱だ。


パプリカ

やっと観られたよ!見るドラッグ。

ドグラマグラみたいなイメージを勝手に抱いていました。
いやぁ、よいね。林原めぐみさんの声が非常に良い。
観てる途中なんかデジャブな感覚があるなと思ったけどあれだ、平成狸合戦ぽんぽこ
ボリュームは気持ちよくまとまっていて「うわなんて無茶な」っていう無理な圧縮感は感じなかった。作品はなかなかぶっとんでおりましたが。
いやぁしかし観終わったあと気持ちよかったですわ。
私もパプリカに治療されてえなぁ。


レインマン

サヴァン症候群を扱ってる作品ということで気になってた映画。
トムクルーズが若い。わっかい。造形が完成されすぎてて怖い。

短気な経営者チャーリーには実は自閉症の兄レイモンドが居たのだ!っていう話。
光とともに…」とか読んでるとレイモンドおとなしいなって思いませんか。まぁ映画だからね。
チャーリーが意外と優しいなと思いました。自閉症だからお前のことなんて絶対認知しないからなっていうのをまたもや勝手にイメージしておりました。
ちなみに上で書いた話ですが、チャーリーがレイモンドを呼ぶとき、字幕では「レイモンド」でしたが日本語吹き替えは割としょっぱなからレイモンドのことを「レイ」って呼んでましたね。あれ?オリジナルはどっちだったっけ。あ、割と「レイモンド」呼びだったような。
ダンスのシーンでチャーリーが喜びから純粋にハグしたかったのにレイモンドに拒絶されたのとか切なかった。そういうところやパンケーキ屋のシーンとかね。レイモンドに対する接し方の変わり様。やさしい。
単純な疑問なんですがなぜチャーリーの彼女ぴっぴはレイモンドにキスしちゃったの?同情?
ラストは切なくもほうっとなる終わり方だった。
レインマン、レイモンド、メインマン。キーワードで韻を踏んでいるのかなと。れいめん。

 

 

さて残りはいつ観よう。観る元気あるかな。気力がんばえ〜……
期限までに全部消化できるのかしら。

あともうすごく個人的なことですが生きるのが辛いマックスハートって感じです。

ブルーフェアリーお願いします。私を真人間にしてください。どうか。